最近ではビジネス、プライベートを問わず、名刺を交換する機会が増えております。
とりわけ、ビジネスの場においては、新規顧客との商談にしても、人脈形成の為の異業種交流会や経営者団体の会参加にしても、相手との最初の接点は名刺を交換すること、ということになります。
最近では各自趣向を凝らした名刺を作成され、相手へアピールしたりしていますが、交換するときのマナーという点については軽視こそしていないものの、あまり意識されていないものと思われます。
交換の際、最も気を付けたい点の一つが、相手と交換をする時の両手の位置です。
受け取る際も、自分から手渡す際も、必ず相手よりも低い位置から行うことで、相手に謙虚さをアピールすることができます。
また、受け取る際は必ず名刺入れを台にするようにします。
また、相手から差し出された際は両手で受け取るか、片手で受け取ったのち、直ちにもう一方の手を添えるように心がけ、直ちに「有難うございます、頂戴いたします」などお礼を述べるようにします。
些細な心がけですが、細部を意識することはビジネスをする上で、他のことにも通じるものがあるといえるでしょう。